お守り

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お守りの中身、なんで開けたらダメなのか?

お守り、四葉のクローバー
御守り・Japanese Talisman

先日ふと、思ったのですが、お一人様弾丸ツアーをするようになってから神社や仏閣などパワースポットと言われる所に行くようになってから何年位経つだろうなぁ~?と全国各所で頂いた御守りを眺めながら、感慨に耽っておりました。

そんな時ふと思ったのですが、

御守りの中身ってどうなってるんだろ?

多分日本人なら、子供の頃からそう思った方も多いのではないでしょうか?

中を開けたら罰(ばち)があたるとか、子供の頃から真しやかに囁かれて刷り込みされておりますが(笑)本当のところどうなのかが、メチャクチャ気になってきたので調べて見ることにしました。

そもそも、神社やお寺に行くと頂けるお守り。子供の頃よく親やまわりの大人の方々にお守りの中身を見たらバチ(罰)があたると言われて育ってきたのですが、見るな!開けるな!と言われるとなおさら見たくなるのが心情です。

大体、御守の中を開いたら罰があたるって、どんだけ強力なトラップ系呪詛や魔術(笑)が、かかってんだよっておもってしまいますが、そこら辺の解釈も含めてちょっと整理してみたいなぁと思います。

ただ、御守には色々な種類があって、これが絶対ってことはないし、その御守固有のルールみたいなものもあるので、そういう場合はそっちのルールが優先かなって暦占師たかし的には思いますのであしからず。

御守の中身は何が入っているのか?

さて気になる中身ですが、さっくりと結論から言うと

・紙 もしくは 木札

このどちらか。

もしくは両方。あと、他にその神社やお寺での独自のもの。自然に関わるものもあるようです。
植物の種だったり、鉱石だったり(瑪瑙とか)、縁起ものの像だったり。

Google先生に聞いてみたら、実際に中を開けてる人がおられたので紹介しときます。
大住 有さんというやってみた系の記事を書いておられるライターさんなのですが、それはもう清々しい勢いで御守の中身を開けてレポされておられます(笑)

見てみたい方は下記のリンクからご確認くださいw

どうだったでしょう?がっかり?意外?!って思いましたか?


大抵は、紙に文字が書いてあり、そこに御神印が押してあったり、呪文が書いてあったり、絵が描いてあったりします。

これを見た人の中には、なーんだこれだけ?とか、こんな紙切れで500円~5,000円くらいもするのか~?って思ってしまった方もおられるかもしれませんね。

しかしちょっとまってください。実は目に見えない部分に結構手間がかかってたりもするんです。

お手製でお守りをご自分で作成したことがある方は、知っておられるかもしれませんが、中身の材料でお守りの効果が決まってくるわけではないんですね。大切なのは中に書いてある文字や絵、モノなどに神気や力が宿るかどうかということでして、その中のものに対して、神主さんやお坊さんや祈祷師さんが術式を施してるかどうかということなんです。

この儀式的な部分がとても実は手間でして、たとえ中が印刷物や大量生産的な作成物なものであっても、その後の儀式によってお守りに、その神社やお寺の神仏の力が宿ると言われてます。当然その力はコピー的なものなので、1年位で効果が薄れちゃうといわれ、1年位で新しいものに替えるというのが理由のようです。(中には一生モノのお守りもあるので、一概に期間がどうとは言えません)

お守りが出来るまでを『九頭竜大社』さんのホームページで書いておられるのでご紹介しておきましょう。

御霊入れや御念入れは、それぞれの神社やお寺で違うと思うので一概にはなんとも言えないでしょうが、概ね作成までの流れはこんな感じです。
一般的に自分だけのオリジナル・ワンオフお守りを作成してもらうと、結構いい感じの金額になったりします。

お守りを、ご自分で作ってみるというのも良いかもしれませんね。私も昔作ったことがありますがそれなりの手順があったりと完成まで中々大変だった覚えがあります(笑)

お守り、中を開けると罰があたる?

では、中を開けちゃったら罰があたるのか?ですが、結論からいくと

お守り開けたくらいでは罰は当たらない

先にも書きましたが、効果があるかどうかもわからない状況で罰だけが100%発動ってどんだけ、中二的な術が施してあるんだよ!ってことになります。そんな効果あるんだったらご利益100%頼む!って感じですよねww

暦占師たかしが思うにこれは、子供が不用意に中を開けて汚してしまわないようにとの、教えだったのでないかと思います。
ですが、これ唯の子供だましの教えではありません。

お守りの中の紙札や木札はそれぞれの神域の神様の神気を分けてもらったものと考えると、神様はとても『穢れ(汚れ)』を嫌います。

不用意に開けて汚れ(穢れ)てしまえば、当然ですが

お守りの効果はなくなる

色々、御札や護符、霊符の内容を調べるとお守りや御札の効果発動ができなくなる条件は以下のようになってるそうです。

  • 汚れた手などで触ると効果がなくなる
  • 触ってもいいけど体を清めてからにする(そうしないとやっぱり穢れちゃう)
  • 他人に見られると効果が無くなる
  • 他人に本体(中身)を触られると効果が無くなる(錦袋の上からなら大丈夫)
  • 密封タイプは空気に触れると効果が無くなる
  • 触れる者は持ち主だけ(作成者は持ち主にお守り(護符)の所有権が移った時点で触れない)

あと、注意点としては神さまからの力分けてもらったものとして考えると、不敬な扱いは罰当たりになるかなと。

例えば、地面(床など)に直接置いちゃうとか、雑な扱いはやっぱりアウトだと思うのですね。

不要になったお守りはどうする?

さて、不要になったお守りはどのようにしたら良いのでしょうか?
一般的には、頂いた神社やお寺にお返しに行って処分してもらう。またそこで新しいものを頂いて帰ってくるといったことをすると良いでしょう。

どうしても遠方過ぎて返しに行けない場合は、お近くの神社で処分してもらうのも良いかもしれません。

あと、お守りの持ち主限定で、感謝の気持ちを持って自分で処分。これは火を扱うのでとても注意が必要です。

その方法は、
ステップ1 お空の見える場所で感謝の気持ちを込めて焼く。
ステップ2 灰を近くの川に流す。(下水とかはNG ですからね)

という方法があります。ですが、火の後始末や安全性のことを考えると神社の古札納処などで、お願いするのが良いと思います。

さて、ここまで読んでくださってありがとうございました。
自分の力ではどうにもならないとき、お守りの力を借りるのも良いかもしれません。


Japanese talisman is Beautful and Great effect!

  • この記事を書いた人

曆たかし

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