今更ながらだけど、新海 誠監督の『君の名は。』を映画館で観て参りました。
実は、映画館で観る前に小説版を読んでいたので、結末はどうなのかってところは、承知の上だったんだけど、やっぱり泣けました。(小説でもジンワリ込み上げるものがありましたけどね。)
さて、感想をチラチラ書いてみたいと思うのですが、一部ネタバレってます(^_^;)
なので、まだ観てない人で楽しみを取らないでくれっ!って人はココでバックしてくださいね(笑)
内容は、観た人でないと分からないと思いますのでチンぷんカンプンかもしれません(汗
そんな時は先に、小説を読む!とか。。
さて映画を観て皆さんはどう思いましたでしょうか?
美しい情景描写に感動? 三葉と瀧の純粋なラブストーリーに感動?
きっと一回観ただけでは何だかファンタジーで恋愛展開で、感動はするんだけど、何に感動したのか良く分からないちょっとモヤっとしたものが残った人も居らっしゃったのでないでしょうか。
僕は、これって『引き寄せ』の映画だなぁ。って最初思いました。
横軸に瀧と三葉の出会いと恋愛あって
縦軸には、量子理論・引き寄せの力・スピリチュアリズムが融合しています。
話の構造がパラレルワールドになっていて、一旦は三葉は、死んじゃってる訳ですから。
でも、ここでもう一度瀧が三葉と入れ替わりの為に動きます。
目に見えないものを信じ全ての『結び』を信じて。
三葉が死んじゃった世界も正解。
再演で三葉が生き残ることが出来て、もう一つの世界が進んでいくのも正解。
人が幸せに成ろうとする事に、間違いは決してないはず。
これって、今一生懸命に幸せに成ろうとしている人たちもきっと一緒だよね。
僕や皆さんが引き寄せる未来も『バッドエンド』の道もあれば『ハッピーエンド』の未来も
どちらも用意されている。(引き寄せ的な言葉で言ったら『周波数を合わせる』とか『波動を上げる』とかなのかな?)
だったら、自分が生まれてきた『宿命』にそって、自分の魂が喜ぶ道に沿って生きていった方が
絶対ドラマチックだと思う。
この映画観て、なんだか心揺さぶられるのは三葉と瀧が再開するところじゃない、と僕は思うのです。何かきっと忘れかけてしまったものを思い出させてくれるからに違いないと思うのです。
三葉が助かった途端、二人の記憶が無くなっていきます。それは、それまでの事が『無かったこと』になっていくから。
映画の二人はドラマチックに引き合い美しくもがく姿が描かれています。
是非、まだ観てない人は、映画館やDVDがでてからお楽しみください。
現実に生きる僕らは、もっと生々しく美しくもがき続けます。
場合によっては後戻り出来ないところまで来てるかもしれない事なんてザラにあるでしょう。
それでも、美しくモガクのは、この世で楽しむ為。その苦しみさえ自分が望んだものかもしれません。
もし、自分のレールを素直に見つけれたら。
そのレールに乗ってより人生を深いものにしたかったら。
個性心理學を学んでからは、そう思うようになりました。
目の前にある分岐点、どっちを選んでも正解。
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