2021年がもうすぐそこに。ゆく年くる年。

いよいよ、2020年もあと数日となって参りました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?既に仕事納めとなった方や年末年始も変わらずお仕事の方もいらっしゃると思います。
寒い日が続いておりますので、お体には十分ご自愛いただき良いお年をお迎え頂けますよう願っております。

さて、いろいろなサイトで来年の展望を占ってるサイトが沢山ありますが、暦占師たかしもざっくり来年の予想らしきものをしてみよーかなと思います。

十干と干支の持つ意味合いを掛け合わせて今年の振返りと来年を予想みようかな。

2020年庚子の年

2020年は実に変化の多い年となりました。

新型コロナウィルスの影響により世界的に今までの社会活動が一変してしまうような大きな出来事が発生しました。まだ今日終息していませんけどね。

庚六十干支の37番目にあたる、庚(かのえ)という文字。こちらの意味するところは、荒々しい金属の塊、もしくは斧や鉈(ナタ)、激しい勢いだったり有無を言わせぬ出来事だったりという意味があります。つまり、今まであったものが大きなハンマーや斧で打倒されるような事を言います。

まさに今までの常識が破壊され新しいものが作られていく前の破壊の段階ともいえそうです。庚の年は何らかの社会情勢の変化などが多くみられる年ともいわれております。

また、『庚』は鉄であることから、非常に温度の変化によって水が生じます。この水というのが、社会の色々な流れにもつながるのですが、2020年は、庚(かのえ)-子(ね)の年。この子(ねずみ)という干支がさらに意味合いを持たせます。

子 子(ね)という干支(えと)の持つ意味。陰陽五行で『子』という干支は、大水を意味します。大きな海の水であったり、ダムのような溜まりに溜まった沢山の水。鉄砲水のように勢いの止まらない水を意味します。また、ネズミは『増える』という意味もあります。ネズミってすぐに子供を作って増えるのが早いのです。社会的な見方で言うと新しい出来事が起こる。今までの概念を覆すほどの流れが起きる。洪水となった水はコントロールが出来ない等です。

この、二つの十干(じっかん)と干支(えと)が組み合わリ、思いもよらなかった2020年となったのではないでしょうか?庚により水の勢いが増し、あらゆる社会的な常識がなぎ倒され色々な方がお亡くなりになったりもしました。

社会生活も、大きく変わり今まで何となく未来の形だった、オンライン・リモートでの仕事環境が強制的に行わなければならなくもなりました。このような状況にならなければ絶対に進まなかった出来事。昭和や平成の流れがもうすでに通用しないことが証明されたようでもあります。

この流れはまだまだしばらくは続いていくと思います。時代の変化を受け止めれない企業や人は、本当に駆逐されていくのでしょう。
表面だけの薄い綺麗ごとを述べていた人や企業がどんどんそのずさんな裏側が暴かれていったようにも思います。

このように大きく時代が変わる最初の年となったように思います。

私個人としても住む場所が強制的に変わったり、とんでもない隠れていた事実が浮かび上がり驚愕したりと、実に驚きの連続でした。

2021年辛丑の年

さて、では来年はどうなのでしょうか?
新型コロナウィルスに関して、英国のファイザー製薬がワクチンの開発を成功させ、年始から順次ワクチン接種が始まろうとしています。社会の機能がいよいよ戻ろうとしているのでしょうか?

辛の意味。来年は辛(かのと)-丑(うし)ということになります。辛の意味として陰陽五行で言うと、貴金属やアクセサリのような金細工。庚とは違って繊細な加工された金属と言えます。いわゆる道具としての金物といことでしょうか。加工のしやすい金属という意味合いから、経験により、より洗練されたものへの変化という意味もあります。

これは、革命的な、もしくは革新的な何かという事が起こっていくという風にもとらえることが出来るかもしれません。
社会的な通念がより一層新しいものにより駆逐されていくような意味合いも持ち合わせているのでしょう。辛には革新や革命などといった意味合いもあるため、今まで大手のメディアや情報統制で目立たないようにされてきた、陰の人たち(マイノリティ)の人たちも積極的に表に出てくることになるように思います。
 すでに、多くのYouTubeなどの動画サイトなどで個人が情報を発信する時代です。そして、有益なものに関してはそれに見合う報酬を十分に受け取れるような時代になってきていると言えるでしょう。

丑の意味。では辛(かのと)-丑(うし)の丑の部分。陰陽五行では『丑』は肥沃な大地という意味があります。また、土が集まり鉱物を作ることから、辛の意味を助けます。2020年は庚が子を増幅するような意味合いもあったため大混乱を巻き起こす感じでしたが、来年は、経験から得たことを糧により新しい技術・サービス・生活様式が生まれるのかもしれません。
丑の干支には他にも『はじまり』という意味があったり、結合や養うという意味合いがあったりします。

そういった事から、2021年は今年の出来事を踏まえて全く新しい世界の第一歩の年となるのかもしれませんね。色々な技術やサービスが進まない(その陰には利権も同然あるのでしょうが)ことが解消され次の新しい時代の第一歩になるのかもしれません。

まぁこんな感じで、来年を想像してみました。

皆さんは2021年はどんな年になると思いますか?
今年は色々な方が大変な思いをされたことと思います。もちろんそれは全員皆同じという訳ではなく、人によってさまざまな影響があったりする訳でして。さて、それは個別の鑑定でより深く視ていこうと思います。

2020年。私に関わってくださった方々や、鑑定を受けて下さったお客様、本当に有難うございました。
来年も素晴らしい年が待っていますので、期待に胸を膨らませて。

  • この記事を書いた人

曆たかし

命 (メイ)学の観点から貴方の個性に迫ります。 自分と相手を知ってもっと、自分らしく生きる道を一緒に見つけて見ませんか? 杉並区の開運暦占師、個性心理學講師/カウンセラー 「曆たかし」。

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